Research and Development

SDH溶着

SDH溶着とは近距離加熱によるプラスチック同士の溶着技術です。
輻射熱を利用して成形品表面を溶融させ、融点の異なる二つのプラスチック同士を溶着させることができます。
(特許出願中)






SDH溶着の特長

●引っ張り破壊張力 4000N(PMMA+ABS)
●冷熱サイクル1000回(-35℃⇔100℃)後の気密性確認済み(PPS+PPS)
●二枚の熱板をそれぞれ異なる温度に設定することで、融点の異なる樹脂同士の溶着が可能
  (適合材質に制限あり)
●突起や湾曲がある三次元の形状に適用可能
●耐熱性の必要な樹脂部品の接合が可能


IRM溶着

IRM溶着はカーボンヒーターを利用して成形品表面を溶融させ、プラスチックを溶着させる技術です。基本的にはSDH溶着を応用しており、更にハイパワーで成形品を溶融させることができます。
実用新案登録  第3175513号




IRM溶着の特長

●2秒間で1000℃まで瞬間昇温するカーボンヒーターを使用し瞬間的に過熱することで、
  待機時の無駄な電力を削減
●ヒーター形状を自由曲線とすれば三次元形状の合わせにも対応
●ヒーターの破損や汚れを防ぐ独自のヒーターシャッターを装備
●溶着対象はガラス繊維強化樹脂・カーボン繊維強化樹脂など熱可塑性樹脂全般


お問い合わせ

製造本部 田中 昌浩(Masahiro Tanaka)

E-mail :mtanaka_mie@munekata.co.jp