T.Y
プラスチック用超精密金型の設計 / 福島勤務
工学部 機械工学科卒 / 2010年入社
金型の部品製作の工程管理。素材の発注から納品まで。
私は現在、金型の工程管理をしています。工程管理と聞くとあまりイメージが湧かないかもしれませんが、簡単に言うと、部品の材料手配から加工、測定、そしてお客様に納品するまでのすべての工程を管理し、問題が発生したら対処することが仕事です。
とても加工が難しい部品なので、予定通りに進んでくれることが一番ですが、問題が発生したときに皆と話し合って、1つ1つ解決していくことにも面白さを感じています。元々、工作機械のオペレーターをしていたのですが、最近ではより精密な加工を可能にする工作機械の操作を覚え始め、難しさと面白さを体感しています。
問題発生!しかし、頼りになるのは職場の皆でした!
私が今の仕事を引き継いだ頃、丁度お客様から形状の変更依頼が来て、それに伴い、寸法が目標の数値におさまらないという問題が発生しました。しかし、まだ始めたばかりの私はどうすれば良いか、明確な答えが出せず思うように加工が進みませんでした。結局一カ月で完成したのは目標の半分…。途方に暮れていました。そんな時、相談に乗ってくれたのが、各工程の担当者の方々です。どうすれば目標の数値におさまるのか、皆がそれぞれの意見を出し合い、失敗しながらも徐々に数値は安定していき、ついに解決方法が判明し、今では格段に安定して金型部品を製作できています。問題には皆で取り組み解決していく。入社して何年が経とうと、これは変わらないことなんだと、改めて学ばせてもらいました。
自分の手に技術の力を!目標とする将来像がここにありました!
私は「自分自身が誇れる技術力を身に着けたい」と思い、この事を実現できる企業を中心に就職活動をしていました。そんな中、合同説明会でこの会社に出会い、技術力の高さに魅力を感じ、個別の説明会に参加しました。そこで、同じ大学の先輩がいた事がプラスとなり、手に職をつけたいという自分の目標はここで実現できると思い、入社しました。
これまでのキャリア
工作機械オペレーター(4年)→工作機械の加工データ作成(3年)→金型部品の工程管理(現職)
就職系統 | 機械・電機・電子機器設計 |
仕事のスタイル | 目標をきちんと予定通り進めることが必要な仕事 |
仕事でかかわる人 | その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事 |
特に向いている性格 | 最後まで自分でやらないと気がすまない人向きの仕事 |